「漢方薬は安全」という誤解
漢方薬は天然由来の生薬で構成されているため、「副作用がない」「安全」というイメージを持つ方が多いです。しかし、これは誤解です。防風通聖散を含む多くの漢方薬には、医薬品と同様に副作用が存在します。正しく理解した上で使用することが大切です。
よく見られる副作用
1. 下痢・軟便・腹痛
最も頻繁に報告される副作用です。防風通聖散に含まれる大黄(だいおう)と芒硝(ぼうしょう)には強い瀉下作用があるため、体質によっては腹痛を伴う下痢が起きることがあります。もともと便秘がない人や、胃腸が弱い人は特に注意が必要です。
2. 食欲不振・胃部不快感
胃への刺激が強く、吐き気や胃のムカムカを感じることがあります。食後に服用に変えるか、服用量を減らすことで改善する場合があります。
3. 発汗過多
麻黄の発汗促進作用により、必要以上に汗をかくことがあります。脱水に注意し、水分補給を意識してください。